毛髪研究 最前線育毛に関する研究成果

毛乳頭細胞を利用した継続的研究により、有用な研究成果が得られましたのでご報告いたします。

和漢医薬学会学術集会にて、優秀発表者賞を受賞

1.分子生物学的な研究

毛乳頭細胞は、毛髪ケラチンを作る毛母細胞(ケラチノサイト)に栄養を送る、毛髪にとっては一番大事な細胞です。
デミ毛髪科学研究所では、薬学系大学との共同研究により、センキュウエキス、アンズ種子エキス、カワラヨモギエキスが毛乳頭細胞の増殖を促進させるという発見に至りました。毛乳頭細胞が増殖することにより、毛髪が太くなることが期待されます。

毛乳頭細胞増殖促進

また、毛乳頭細胞から分泌されるFGF-7という毛母細胞の増殖を促す因子(育毛促進因子)を増やすコレウスフォルスコリ根エキスを併用することで、より育毛効果が高いことを見出しました。これらの研究成果につきましては、特許出願中です。

FGF-7の生産促進

2.育毛試験

実際にこれらのエキスを配合した薬剤を、朝と晩の1日2回使用した実使用試験においては、約3ヶ月の連用にて薄毛部分の面積が減少するという研究成果が得られました。また、毛髪の太さについても増加しました。

髪が増える・太くなる(毛乳頭細胞増殖促進+FGF-7の生産促進)

今後も研究を継続し、より良い薬剤の開発につなげたいと考えています。