ホホバオイルで頭皮マッサージ!効果と手順、注意点を徹底解説

天然由来の植物オイルで、肌や髪、身体にも使えるホホバオイル。特にかゆみやニオイ、抜け毛などの頭皮トラブルでお悩みの方には、ホホバオイルを使った頭皮マッサージがおすすめです。
今回はホホバオイルの効果と頭皮マッサージの手順、使用するときの注意点について解説します。
目次
ホホバオイルとは

ホホバオイルとは、ホホバという低木の種子から抽出されたオイルです。
ホホバはアメリカのカリフォルニア州とアリゾナ州からメキシコ北部にまたがるソノラ砂漠が原産地で、過酷な乾燥地帯に適応した植物ならではの優れた保湿力を備えています。
ホホバオイルの成分の90%は、ワックスエステルと呼ばれる脂質の一種です。ロウ類に分類される成分であり、常温では固体、熱すると液体になる性質があります。
実はワックスエステルは、人間の肌の角質層に約30%含まれている成分で、角質層になじみやすく浸透しやすいという特徴があります。
さらにホホバオイルにはビタミンAやビタミンEなどのさまざまな栄養素が含まれており、頭皮の健康をあらゆる側面から整えてくれます。
未精製と精製の違いについて
ホホバオイルには精製タイプと未精製タイプがあります。
精製タイプは透明でニオイがあまりなく、扱いやすいのが特徴です。不純物が取り除かれているため酸化しにくく、長期保存に適しています。ただし、精製の過程で熱が加わるため、もともと含まれていた成分の一部が失われることもあります。
未精製タイプは色味が濃く、原料由来の香りが残っているのが特徴です。精製タイプに比べると酸化しやすいため、早めの使用が推奨されますが、素材本来の成分が残っているといわれており、魅力を感じる方もいます。
ホホバオイルで頭皮ケアするメリット

ホホバオイルでの頭皮ケアには、主に2つのメリットがあります。
頭皮の乾燥を防ぐ
ホホバオイルは保湿力に優れており、頭皮の乾燥を防ぐ効果が期待できます。
頭皮の乾燥は抜け毛やフケ、かゆみ、炎症などの頭皮トラブルを引き起こす原因です。肌になじみやすいホホバオイルで頭皮を保護することで、水分の蒸発を防ぎ、健やかな頭皮環境を保ちます。
頭皮の余分な皮脂を取り除く
ホホバオイルは人間の肌にも含まれるワックスエステルが主成分のため、皮脂と混ざりやすいという特徴があります。
ホホバオイルを使えば、シャンプーで落とし切れなかった余分な皮脂をやさしく溶かし、取り除くことができるのです。
皮脂は本来、頭皮を守るはたらきを担っていますが、増え過ぎると頭皮の毛穴詰まりやベタつき、抜け毛などの原因になることもあります。
皮脂が気になるときは、シャンプー前にホホバオイルで頭皮クレンジングを行うのがおすすめです。
ホホバオイルで頭皮ケアする方法

ホホバオイルによる頭皮ケアは、1か月に1回程度が目安です。
ここでは、ホホバオイルを使った頭皮ケアの方法について詳しく解説します。
1.ホホバオイルを頭皮に塗る
ホホバオイルを手に取って、頭皮にやさしく擦りつけるようにして塗っていきましょう。髪に塗る必要はありません。
オイルの量は500円玉くらいが適切です。ムラができないよう、頭皮全体になじませてください。髪が長くて塗りづらい場合は、分け目を目安に塗ると頭皮にしっかり届くでしょう。
2.入浴しつつマッサージする
頭皮マッサージは、湯船に浸かりながらするのがおすすめです。身体が温まって毛穴が開くことで、ホホバオイルが頭皮にさらになじみやすくなります。余分な皮脂が落ちやすくなったり、成分が行き渡りやすくなったりと、より高い効果が見込めます。
マッサージでは爪を立てないように、頭皮全体を指の腹でやさしく刺激します。側頭部から頭頂部まで、また頭の前側は頭皮を動かしながらマッサージしましょう。こめかみは手のひらで丸く円を描きながら揉んでください。
3.オイルを流す
シャンプーで髪を洗ってから、38℃前後のぬるま湯でホホバオイルを洗い流します。
洗い残しがあると頭皮に負担をかけるおそれがあるため、普段よりも念入りに、頭皮を傷つけないよう丁寧に洗い流しましょう。
4.トリートメントやドライヤー前にも塗る
乾燥で髪がきしんでいたり傷んでいたりする場合は、髪に塗るのもおすすめです。
洗い流さないトリートメントにホホバオイルを混ぜて、髪になじませましょう。ホホバオイルの量はトリートメントの1/3、もしくは半量程度で十分です。
ドライヤー前に付ければ、ドライヤーの熱による髪の乾燥や傷みを防ぐ効果も期待できます。
ホホバオイルで頭皮ケアする際の注意点
ホホバオイルをより効果的に使うには、3つの注意点があります。
使用前にパッチテストを行う
初めてホホバオイルを使うときは、必ず事前にパッチテストを行いましょう。
特に未精製のホホバオイルでは不純物が含まれることがあるため 、アレルギーのある方や敏感肌の方が使うとアレルギー反応や肌荒れが起きてしまうおそれがあります。
腕など目立たない部分にホホバオイルを塗り、時間経過で赤みやかゆみが出たら使用を中止してください。
頭皮に残さないようにする
頭皮ケアをしたあとは、ホホバオイルの洗い残しがないよう注意しましょう。
洗い残しがあるとオイルが毛穴に詰まってしまい、逆にニオイや抜け毛などの頭皮トラブルを引き起こす可能性があります。
長期間の保管は避ける
ホホバオイルは開封後、長期間の保管を避けてください。ホホバオイルは酸化しづらいといわれていますが、保存状態や時間経過で劣化することがあります。
劣化したホホバオイルを使うと、肌トラブルが発生するおそれがあるため注意が必要です。
少容量のものを選ぶ、頭皮だけでなく髪やボディマッサージにも使用するなどして使い切ると良いでしょう。
まとめ
ホホバオイルは人間の肌に似た構成要素を持つ植物オイルです。頭皮にしっかり浸透して乾燥から守り、健やかな頭皮を保ってくれます。頭皮の健康は美しい髪を維持することにもつながります。
頭皮トラブルを緩和・予防したい方は、ぜひ定期的なケアにホホバオイルを取り入れてみましょう。