ポニーテールのおすすめアレンジ10選!基本のやり方も紹介

ポニーテールはシンプルで使いやすい定番ヘアスタイルですが、ちょっとしたアレンジを加えるだけで一気におしゃれ度がアップします。今回は、基本のポニーテールのつくり方から、簡単にできて可愛く見えるアレンジを10種類紹介します。忙しい朝や特別な日にもぴったりのアレンジをみつけて、いつものスタイルに差をつけましょう。
目次
基本のポニーテールのやり方

ポニーテールのアレンジを楽しむためには、まず基本のつくり方をしっかり押さえておくことが大切です。ここでは、ポニーテールの印象を大きく左右する「高さ別」のつくり方を紹介します。自分に似合うスタイルをみつけてみましょう。
低めポニーテールの場合
低めのポニーテールは、大人っぽさと上品さを両立できる万能スタイルです。結び目の位置を左右の耳たぶを結んだ延長線上にすれば、後頭部のフォルムが美しく見えるのも魅力です。下記の手順で、きれいなシルエットの低めポニーをつくってみましょう。
- 髪全体を後ろに向かってブラシで整え、毛流れを揃える
- 両手の指を広げながら、手ぐしでざっくりと髪をひとまとめにする
- 両耳の下を結んだラインあたりで髪をまとめ、片手で押さえながらゴムで固定する
- ゴムをしっかり押さえた状態で、トップ→後頭部→両サイドの順に少しずつ毛束を引き出し、立体感をプラスする
低めポニーテールは、ナチュラルで大人っぽい印象に仕上がるので、オフィスやデートにもおすすめです。
高めポニーテールの場合
高めのポニーテールは、重心が上がることで顔まわりがすっきりとし、全体のスタイルを良く見せる効果があります。明るく、元気な印象に仕上がるのも特徴です。ただし、結ぶ位置が高過ぎると子どもっぽく見えるので、耳の上よりやや高めの位置で結びましょう。大人っぽさを保ちながら、可愛らしさも演出できます。下記の手順で、大人に似合うバランスの良い高めポニーをつくってみましょう。
- 髪全体を後ろに向かってブラシで丁寧にとかして整える
- こめかみより上の髪をハーフアップのように取り、結びたい高さで仮にまとめる
- 残っている髪を手ぐしでかき上げ、仮結びの位置に集める
- 髪全体を片手で押さえつつ、反対の手で襟足部分の毛流れを整える
- すべての髪をひとつにまとめてゴムでしっかり結び、仮結びをほどく
- おくれ毛が気になる場合は、ピンで留めたりスタイリング製品で整えたりして完成
高めの位置に結ぶことで、表情も明るく見え、全体のシルエットも引き締まります。シンプルなのに華やかさのある万能スタイルです。
おすすめのポニーテールアレンジ10選

基本のポニーテールをマスターしたら、次はアレンジにチャレンジしてみましょう。ここでは、不器用な方でも簡単にできるポニーテールアレンジを10パターン紹介します。
1.片側ねじりポニーテールアレンジ

片側ねじりポニーテールは、シンプルながら立体感があり、こなれ感を演出できるアレンジです。
- 髪を真ん中より少し右側で分け、左右で毛量に差をつける
- 毛量が多いほうの髪を低めの位置でまとめて結ぶ
- 残った毛量が少ないほうの髪を後ろに向かってしっかりとねじる
- 毛先までねじったら、ねじりが緩まないよう押さえつつ、反対の手で毛束をつまんで少しずつ崩す
- 崩して立体感を出したら、ねじった毛束をポニーテールの根元に巻き付け、もう一度ゴムで固定する
2.ねじりポニーテールアレンジ

ねじりポニーテールは、いつものひとつ結びに少し工夫を加えるだけで、ぐっとおしゃれに見えるアレンジです。ピンを使わずに仕上がるのもうれしいポイントです。
- 全体をゆるく巻いた後、ヘアクリームを薄くなじませて髪を整える
- 耳の前の髪は残し、それ以外を後ろでひとつにまとめて、少し低めの位置で結ぶ
- 残しておいたサイドの髪を後ろに持っていき、先ほどのポニーテールの上からかぶせるようにまとめ、もう一度ゴムで結ぶ
- 上のゴムの下に指を通してくるっとひねり、その隙間に下側の毛束を通す
- 最後に、通した毛束を左右に引いて形を整える
3.くるりんぱポニーテールアレンジ

くるりんぱを2回重ねたポニーテールは、動きのある後ろ姿を演出できるうえに、おくれ毛がやさしい雰囲気を引き立ててくれるアレンジです。顔まわりの印象をやわらげたい方にもぴったりです。
- 髪全体にオイルをなじませ、ツヤとまとまりを出します。前髪と耳の前の毛は残し、残りの髪を後頭部の中央あたりで一度ポニーテールにまとめる
- 結び目の少し下でもう一度ゴムで結び、その間の毛束をくるりんぱする。これを2回繰り返して、立体感のある仕上がりにする
- くるりんぱ部分の髪を指先で軽くつまみ、全体をふんわりほぐしてこなれ感をプラスする
- 残しておいた耳前の髪をカールアイロンで巻き、顔まわりに沿うように落ち感を意識して仕上げます。
4.巻かないローポニーテールアレンジ

時間がない朝や、ヘアアイロンを使いたくない日にぴったりのアレンジが、巻かずにできるローポニーテールです。三つ編みをアクセントに加えることで、シンプルながらもこなれ感のある印象に仕上がります。
- 髪全体の1/3程度を目安に、左耳の後ろあたりの毛束を取り分けて仮留めする
- 残った髪を右側で手ぐしを使って整え、低めの位置でポニーテールにまとめて結ぶ
- 結んだ部分を手で押さえながら、トップやサイドの髪を少しずつつまんでゆるく崩す
- 仮留めしていた毛束をほどき、毛先まで三つ編みにする
- 編み終えたら、少しずつ毛束を引き出して立体感を出す
- 三つ編みをポニーテールの根元に巻きつけて、全体をゴムで固定する
5.逆くるりんぱポニーテールアレンジ

通常のくるりんぱとは違い、毛束を下から上に通す逆くるりんぱは、分け目が目立ちにくく、ふんわり感が出せるのが魅力です。
- 髪全体を26~32mmのアイロンでランダムに巻いて動きをつけ、シアバターやバームをしっかりなじませてまとまりを出す
- 頭のハチ部分(耳上ラインあたり)で毛束をまとめて結びます。その結び目の上に隙間をつくり、下から毛束を通して逆くるりんぱをつくる
- 結び目を隠すように、毛束の一部を巻きつけてピンで留めます。毛先は結び目の裏で止めると、仕上がりが自然になる
- 長さに余裕があれば、もう一度同じ工程で逆くるりんぱを重ねてボリューム感を出します。最後におくれ毛を引き出し、必要に応じて再度巻いて整える
バレッタやピンを加えると、さらに華やかな印象になります。イベントやお呼ばれスタイルにもぴったりのアレンジです。
6.ドーナツポニーテールアレンジ

ふんわりと丸みを持たせた形が特徴のドーナツポニーテールは、やわらかな印象を演出したいときにぴったりのアレンジです。
- 髪をざっくりと手ぐしで整えたら、首元あたりの低めの位置でポニーテールをつくる
- 結び目のすぐ下から、少量の毛束を取り分ける
- ゴムと頭皮の間に指を差し入れ、先ほどの毛束を引っ掛けてゴムの下を通すようにくぐらせる
- 通した毛束を少しずつ指でつまんで広げ、丸みを出すように形を整える
- 最後にヘアアクセサリーをプラスすれば、ドーナツのような立体感のある可愛らしいアレンジの完成
7.くるりんぱ×三つ編みのポニーテールアレンジ

くるりんぱと三つ編みで仕上げた、エレガントな印象のポニーテール。立体感がありつつも、全体のボリュームはすっきりとまとまっているため、毛量が多い方にもおすすめです。
- 髪と表面と顔周りだけをアイロンで巻く
- 髪をハーフアップにした上でくるりんぱをする
- 2でくるりんぱした下の部分の髪も同様にくるりんぱをする
- 残った髪を三つ編みに仕上げる
8.ぽこぽこポニーテールアレンジ

丸いふくらみが連なるような「ぽこぽこ」シルエットが特徴のアレンジは、遊び心がありながらも大人っぽさを感じさせるおしゃれ上級者風スタイルです。
- 耳の高さでハーフアップをつくり、結んだ部分をくるりんぱする
- トップとサイドの髪を指でつまみ、立体感が出るように全体を軽くほぐす
- 残していた下の髪を、最初につくったハーフアップのゴムの上でまとめ、再度くるりんぱする
- さらに毛束を2つに分けて上でまとめ、同様にくるりんぱを重ねる
- 全体のバランスを見ながら髪を少しずつ引き出し、最後に毛先をコテで波巻きにする
9.おしゃれ三つ編みポニーテールアレンジ

高めの位置で結んだ三つ編みポニーは、すっきり感とアクティブな印象が魅力のアレンジです。髪を巻かなくても形が決まりやすく、スタイリッシュな印象に仕上がります。
- 髪全体にオイルをしっかりなじませ、まとまりやすくする
- 前髪以外の髪を手ぐしで後ろに集め、あご先と耳の付け根を結んだライン上を目安にして、高い位置でひとつにまとめて結ぶ
- ポニーテールの毛束を3つに分け、三つ編みをつくります。最初は手を後ろに回して下方向に編み始め、手が届きにくくなったら横に向けて編むとスムーズ
- 編み目はややきつめに整え、毛先を数センチ残してもうひとつゴムで固定する
10.玉ねぎポニーテールアレンジ

ゴムだけで簡単にできて、おしゃれな印象を演出できる玉ねぎポニーテールは、短めの髪でもまとめやすく、動きの多い日にもぴったりなスタイルです。カジュアルな服装と好相性で、こなれ感も演出できます。
- 髪を手ぐしで整えながら、耳の高さあたりでひとつにまとめて結ぶ
- トップやサイドの髪を軽く引き出し、耳の前後に細くおくれ毛を出して抜け感をつくる
- 結び目から2cmほど下の位置をウレタンゴムで結ぶ
- 結んだ部分を押さえながら、毛束を少しずつ引き出して丸みを持たせ、ふくらみをつくる
- 上から飾りゴムを被せて、デザインのアクセントにする
- 同じ作業を毛先まで繰り返し、丸いふくらみをいくつかつくる
- 最後におくれ毛をコテで巻いて整える
ヘアアレンジにおすすめのスタイリング剤

ウタウ リッチオイルセラム
肌と髪をなめらかに整えるオイルです。
髪にツヤとまとまりを出します。

ウェーボ ジュカーラ ヘアカスタ5
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やんわりパーマのときにおすすめ。
まとめ
ポニーテールは、基本を押さえるだけで、さまざまなアレンジが楽しめる万能スタイルです。くるりんぱやねじり、三つ編みを組み合わせることで、簡単にこなれ感を演出できます。気分やシーンに合わせて、ぜひお気に入りのアレンジを試してみてください。