カラーシャンプーとは?選び方や使う際のポイントを紹介

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ヘアカラーやブリーチ後、すぐに色落ちしたり黄ばみが気になったりしたことのある方も多いのではないでしょうか。とはいえ、何度も美容室に行くのは髪にもお財布にも負担がかかります。カラーシャンプーを使えば、自宅で簡単に理想の髪色がキープできます。

今回の記事では、カラーシャンプーについて詳しく解説します。カラーシャンプーの選び方や使い方なども紹介するため、ホームケアの参考にしてみましょう。

カラーシャンプーとは?

シャンプーとタオルの画像

髪に色を補給する染料が配合されているシャンプーをカラーシャンプーといいます。

ヘアカラーやブリーチをした髪は、どれだけ丁寧にケアしていても時間が経つにつれて色落ちしてしまうものです。カラーシャンプーは髪の洗浄と同時に色素を補うことで、ヘアカラーの色落ちやくすみを目立ちにくくするのに役立ちます。

カラーシャンプーを定期的に使用することで髪に色素が補われ、ヘアカラーの色味を整えながら美しい状態を保つサポートになります。色落ちの過程で異なる系統の色のカラーシャンプーを使用すると、ちょっとしたカラーチェンジを楽しむことも可能です。

カラーシャンプーの選び方

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カラーシャンプーを選ぶときにチェックしたいポイントは、色素や髪質、成分などさまざまです。ここでは自分に合ったカラーシャンプーを選び方について、詳しく解説します。

髪色に合った色素を選ぶ

カラーシャンプーを選ぶポイントでまず大切なのが、自分の髪色にあった色素を選ぶことです。自身のヘアカラーに適したカラーシャンプーを選べば、ヘアカラーの持ちが良くなります。

・紫系:定番のカラーシャンプーは紫系です。ただし、紫系だからといって髪が紫に染まるわけではありません。紫系のカラーシャンプーは、髪色が黄ばんでしまうのを防いでくれます。

ホワイト系やアッシュ系、ハイトーンの髪色に効果的です。染めたばかりのような透明感をキープしてくれます。

・ブルー・ブルーグリーン系:ブルーやグレーなどの寒色系の髪に最適です。ブルー系は寒色系の髪色をより深くしてくれます。ブルーグリーン系は赤みやオレンジ色を補正して、やわらかな髪色を維持できるでしょう。

・ピンク・レッド系:暖色系のヘアカラーを鮮やかに保つことができます。やわらかな色に保ちたい場合は、レッド系ではなくピンク系を選ぶと良いでしょう。また、他の色に比べてピンク・レッド系は特に色素が入りやすいため、しっかり発色させたい場合におすすめです。

髪質や仕上がりのイメージで選ぶ

髪質や理想の質感に合ったカラーシャンプーを選ぶことも大切です。

やわらかく細い髪質の場合、色素が入り過ぎてしまいイメージしていた髪色と違った仕上がりになる可能性があります。ナチュラルに発色させたい場合は、淡い色のカラーシャンプーを選びましょう。

一方で髪が硬く太い場合は、濃度の高いカラーシャンプーを選ぶと発色が良くなります。透明感やツヤ感のある印象に導きたい場合は、ブルーグリーン系やパープル系がおすすめです。くすみを抑えた髪色に仕上がります。

成分・使用感もチェックする

カラーシャンプーには、髪の補修成分や保湿成分が含まれているものもあります。髪のダメージが気になる方は、どんな成分が配合されているか確認してから買いましょう。

定期的に使うものであるため、長く使い続けるには好きな香りや使用感で選ぶのも良いでしょう。

おすすめ製品:トレニージョ カラーシャンプー

どのカラーシャンプーを選べば良いかわからない、という方にはトレニージョ カラーシャンプーがおすすめです。髪にうるおいやツヤを与える保湿・補修成分が配合されており、ヘアカラーを長く維持するだけでなく、ダメージが気になる方にも配慮された設計です。

ふんわり上品に香るジャスミンフローラルが特長で、洗髪時間が心地よく感じられるでしょう。トレニージョはBGとPUの2種類のラインナップです。

トレニージョ カラーシャンプー BG

トレニージョ カラーシャンプー BGの画像

黄ばみや赤みを防いで、寒色系のカラーをキープしてくれます。赤みが目立つ場合はもちろん、硬めの髪質の方にもおすすめです。

トレニージョ カラーシャンプー PU

トレニージョ カラーシャンプー PUの画像

ハイトーンカラーや透明感のあるアッシュカラーと相性が良く、黄ばみを目立ちにくくします。ブリーチした髪にも取り入れやすいアイテムです。

カラーシャンプーの使う際のポイント

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カラーシャンプーを効果的に使うには、使用頻度や髪を洗う手順を押さえておくことが重要です。それぞれ詳しく解説します。

使うタイミングと頻度

ヘアカラーをした直後ではなく、色が抜けてきたと感じるタイミングで使用するのがおすすめです。カラーリングの色素が抜けてきた段階で使うことで、元のカラーの印象を損なわずに色味を補うことができます。

使用頻度は週2~3回程度が適切です。毎日使うと色が入り過ぎてしまい、イメージと異なる仕上がりになることもあります。髪の乾燥が気になる場合は、保湿力のあるシャンプーとの併用がおすすめです。

正しい洗髪手順と注意点

カラーシャンプーを使って髪を洗う際は、次の手順で行いましょう。

  1. 髪と頭皮をお湯でしっかりと予洗いする
  2. カラーシャンプーを手でよく泡立ててから髪全体に塗布する
  3. 製品に記載されている放置時間にしたがって、時間をおく
  4. 38℃前後のぬるま湯で丁寧にすすぐ

最初にお湯だけで頭皮の皮脂やスタイリング剤をしっかりと落とすことで、泡立ちが良くなり、色素の定着も高まります。

シャンプーは直接髪に付けるのではなく、手でしっかり泡立ててから使うのがポイントです。頭皮に直接塗布すると刺激になることがあるため、髪全体を包み込むように泡を広げましょう。

一般的に、カラーシャンプーには色素をしっかり浸透させるための放置時間が記載されていています。ただし、製品によっては放置時間を必要としないものもあるため、使用前にパッケージの指示をよく確認しておきましょう。

また、すすぎの際は、熱すぎるお湯を使うと色落ちの原因になるため、38℃前後のぬるま湯で優しく洗い流すことをおすすめします。

まとめ

カラーシャンプーは髪色のくすみや黄ばみを防ぎ、染めたての美しさを長く維持できます。カラーによっては、ちょっとしたカラーチェンジも楽しめます。

キープしたい髪色やなりたい質感、髪質などに合わせて、自分に適したカラーシャンプーを選ぶのが大切なポイントです。正しい洗髪方法や使用頻度をふまえて、ホームケアでもお気に入りの髪色をキレイにキープしましょう。

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