頭皮が赤くなるのはナゼ?原因とすぐにできる対応方法を紹介

「きちんとシャンプーしているのに、なぜか頭皮の一部が赤くなっている」という悩みをもっている方は、少なくないでしょう。頭皮が赤くなる原因は、複数考えられます。見た目が変化するのみならず、別の症状も並行して現れることもあるので、原因に合った対策が必要です。
今回は、頭皮が赤くなる原因や、すぐにできる対応方法を解説します。
目次
頭皮が赤いときに現れる症状

健康的な頭皮は青みを帯びた白色で、適度なツヤがあります。肌のキメが整っており、水分と皮脂のバランスも良い状態です。
頭皮が赤みを帯びている場合、何らかのトラブルが生じていると考えられます。
頭皮はトラブルが生じると、黄色っぽくなったり赤みを帯びたりします。黄色っぽくなった肌は、食生活の乱れなどによって頭皮が酸化・糖化している状態です。
赤みを帯びた頭皮は痛みやかゆみが現れやすく、頭皮の健康が崩れています。薄毛の前兆として赤みが現れることもあり、早期の対応が必要です。
頭皮の赤みは慢性的に現れている方もいるため、早めに対応できるように、定期的に自分自身の頭皮の状態をチェックしましょう。
頭皮が赤くなる原因

頭皮が赤くなる原因は、頭皮表面のほかにも体内の健康状態が関係している場合もあります。
ここでは、頭皮が赤くなるときの原因を5つ解説します。
頭皮の血行不良
血行が悪くなると、頭皮に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、健康な状態を保つことが難しくなります。
血液は身体全体に栄養や酸素を届ける重要な役割を担っており、その流れが滞ることで頭皮の新陳代謝も低下します。代謝が落ちると、皮膚のバリア機能が弱まるため、わずかな刺激でも炎症が起きて赤みを帯びることがあるのです。
誤ったヘアケア
誤ったヘアケアも、頭皮にダメージを与える原因のひとつです。
例えば、洗浄力が強過ぎるシャンプーは、使用するとサッパリとした気持ち良さを味わえる一方で、本来必要な皮脂まで洗い流すおそれがあります。
適度な皮脂は、肌のうるおいを維持するために必要です。シャンプーで必要な皮脂まで洗い流すと乾燥を招き、頭皮のダメージや赤みにつながります。
シャンプーの洗浄力を判断する方法は、洗いあがりの頭皮の状態に注目することです。洗髪後に頭皮がつっぱる感覚がある場合は、洗浄力が強く、必要な皮脂を洗い流しているおそれがあります。
紫外線によるダメージ
紫外線によるダメージは、頭皮も負っています。強い紫外線を受けると、手足など他の部位と同じく、頭皮もやけどのような炎症を起こします。
髪の分け目や頭頂部などは頭皮が見えやすいため、紫外線への対策が必要です。炎症がひどい場合、ヒリヒリと痛むこともあります。
頭皮の乾燥
頭皮の乾燥が進むと、赤くなる場合があります。頭皮が乾燥する理由は、さまざまです。
前述の洗浄力が強いシャンプーを使用するほか、冷暖房の風や冬の乾燥した外気に触れたときも、頭皮が乾燥してバリア機能の低下を招くことがあります。
洗髪時は、シャワーの温度にも注意が必要です。お湯が熱過ぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮の乾燥につながります。
皮脂の過剰分泌
皮脂は不足すると頭皮の乾燥を招く一方で、過剰に分泌されてもトラブルの原因となります。過剰に分泌された皮脂に汚れやフケが蓄積すると、毛穴の詰まりが生じて炎症が起こりやすくなります。
肌の状態に大きく影響する存在のひとつが、常在菌と呼ばれる、もともと肌に生息する菌です。皮脂は常在菌の餌になり、増加を助けます。常在菌が増え過ぎると、頭皮環境が悪化して抜け毛や皮膚炎などトラブルのリスクが高くなります。
頭皮が赤いときの対応方法

頭皮の赤みはセルフケアで改善できる可能性がありますが、症状がひどい場合や悪化した場合は、すみやかに医療機関を受診しましょう。
ここでは、自宅ですぐに取り掛かれるセルフケアを解説します。
シャンプーで優しく洗う
乾燥や血行不良による頭皮の赤みには、洗浄力の強いシャンプーは避けた方が良いでしょう。頭皮への刺激を抑えるには、適度な洗浄力を持つシャンプーを選ぶことが大切です。
また、洗う際のお湯の温度にも注意が必要です。熱すぎるお湯は刺激となるため、38℃前後のぬるま湯で丁寧にすすぐようにしましょう。洗い残しがあると、赤みやかゆみの原因になることがあります。
洗髪時は、爪を立てずに指の腹で優しくマッサージするように洗い、頭皮を傷つけないようにしましょう。
頭皮の紫外線対策を徹底する
手足や顔と同様に、頭皮も紫外線の影響を受けやすいため、しっかりと対策を行うことが大切です。
最近では、頭皮に使える日焼け止めスプレーなどのアイテムも販売されており、外出時に取り入れると効果的です。
また、UVカット効果のある帽子や日傘を活用することで、紫外線を直接浴びる機会を減らすことができます。
万が一、紫外線を強く浴びてしまった場合には、専用の保湿ローションなどで頭皮をケアし、ダメージの回復をサポートしましょう。
食生活を見直す
食生活を見直し、体内から頭皮の健康を守る方法もあります。脂っこい食品や塩気の多いものは控えて、肉、魚、卵、野菜、果物などをバランス良く摂取することが大切です。
特定の食品に偏った食事が続くと、頭皮のターンオーバーに必要な栄養を摂取できません。健やかな頭皮や髪の毛を育むためには、タンパク質、ビタミン、亜鉛が豊富に含まれた食品を意識してメニューに加えましょう。
睡眠の質を上げる
質の高い睡眠は髪の健康を保つ上で重要です。特に、深い眠りの間に分泌される成長ホルモンは、髪の修復や再生を促す働きがあります。そのため、十分な睡眠時間を確保し、質の良い眠りを意識することが大切です。
良質な睡眠を得るためには、環境づくりがポイントです。室温や照明の明るさを適度に調整し、肌触りの良いパジャマを選ぶなど、リラックスできる状態を作りましょう。
また、寝る直前にスマートフォンやパソコン、テレビなどの強い光を浴びると、脳が覚醒して寝つきが悪くなることがあります。
就寝前はなるべく画面から離れ、心身を落ち着かせる時間を過ごすようにしましょう。
まとめ
頭皮が赤くなっている場合、頭皮に何らかの問題が生じていることもあれば、血行不良など体内の状態に原因があるケースもあります。
自分の肌に合ったシャンプーなどのケア用品を使用するほか、生活習慣の見直しなど身体の内側からの対策も大切です。身体に良い食事や頭皮の紫外線対策といった、実践しやすいことから始めてみましょう。