切れ毛が増えるのはナゼ?主な原因、予防のヘアケアを紹介

切れ毛が増えるのはナゼ?主な原因、予防のヘアケアを紹介の写真

髪の表面や途中にプツプツとした短い毛が目立つ場合、それは切れ毛かもしれません。切れ毛は見た目のパサつきやまとまりにくさにつながり、ヘアスタイルの印象を左右します。なぜ切れ毛は起こるのか、日常生活の中に原因はないのかと疑問に感じている方も多いでしょう。今回は、切れ毛の原因と防ぐためのヘアケア方法について解説します。

切れ毛とは?

髪を触る女性の画像

切れ毛とは、日々のスタイリングで蓄積されたダメージによって、髪の繊維が途中で裂け、プツプツと切れてしまった状態を指します。

髪は外側からキューティクル、内部にコルテックス、中心部にメデュラという三層構造で成り立っています。特にキューティクルが摩擦や熱、薬剤などで傷つくと、内部のコルテックスに含まれるタンパク質や水分が流出しやすくなり、髪の強度が低下します。

その結果、枝毛や切れ毛が発生しやすくなり、髪全体がパサついて見えたり、まとまりにくくなったりするのが特徴です。

切れ毛が増える原因

くしの画像

ここでは、切れ毛が増える主な原因について解説します。

摩擦

切れ毛の大きな原因のひとつが、日々繰り返される摩擦です。ブラッシングのしすぎや強い力でのタオルドライ、就寝中に寝具と髪がこすれることなど、物理的な刺激はキューティクルを傷つけやすくなります。

特に濡れた髪の状態はキューティクルが開きやすく、外部からの刺激に弱くなっています。髪を乾かさずに寝ると、枕との摩擦によりキューティクルが剥がれたり、髪同士が絡まったりして切れ毛につながるおそれがあります。

ドライヤーなどの熱ダメージ

日常的に使用するドライヤーやヘアアイロンの熱も、切れ毛につながる要因のひとつです。髪の約8~9割はタンパク質でできており、熱を過剰に与えると、熱で“タンパク質(ケラチン)”と“水分バランス”が変化し、髪の内部がもろくなります。

その結果、毛髪内部のタンパク質が流出しやすくなり、髪内部が空洞化すると、 ハリやコシが失われて切れやすい状態になります。毎日のスタイリング習慣が、知らないうちにダメージを重ねているケースも少なくありません。

薬剤を使う施術のダメージ

パーマやヘアカラーなどで使われる薬剤は、髪に化学的な刺激を与えます。その影響でキューティクルの状態が乱れると、髪の内部にあるタンパク質や水分が外へ逃げやすくなります。

髪の内部に空洞ができることで強度が低下するため、結果的に切れ毛が起こりやすくなります。施術を頻繁に行うほど、ダメージが蓄積しやすくなる点にも注意が必要です。

紫外線

紫外線は、肌だけでなく髪にも少しずつ影響を及ぼします。紫外線を長時間浴び続けることでキューティクルが傷つき、水分を保持する力が低下します。その結果、髪は乾いた状態になりやすく、なめらかさやしなやかさが失われていきます。

乾燥した髪はもろくなりやすいため、枝毛や切れ毛が起こりやすくなります。紫外線量が増える季節は、知らないうちにこうした変化が進みやすいため注意が必要です。

食生活の偏り

髪は主にタンパク質で構成されているため、食生活の影響を強く受けます。

偏った食事によってタンパク質やビタミン、ミネラルが不足すると、髪は細くもろくなり、切れ毛が起こりやすくなります。栄養が十分に行き届かない状態では、健康な髪を維持することが難しくなります。

生活習慣の乱れ

睡眠不足や過度なストレスといった生活習慣の乱れは、切れ毛を引き起こす原因のひとつです。強いストレスが続くと自律神経のバランスが崩れ、血行不良を招きやすくなります。

頭皮の血行が悪化すると、髪に必要な栄養が毛根まで十分に行き渡りません。その結果、髪が弱くなり、切れ毛が発生しやすくなります。

ホルモンバランスの変化

切れ毛の原因として、女性特有のホルモンバランスの変化が挙げられます。生理前後をはじめ、妊娠・出産、更年期などのライフステージでは、体内のホルモン分泌が不安定になりやすい状態です。

特にエストロゲンの量が変動すると、髪の成長サイクルに影響が出やすくなり、髪が細くなったりコシを失ったりすることがあります。その結果、外部からの刺激に弱くなり、切れ毛が生じやすくなります。

切れ毛を防ぐためのヘアケア

髪の画像

切れ毛を防ぐためには、日々のヘアケアを見直し、ダメージをできるだけ蓄積させないことが大切です。

ここでは、今日から実践しやすい切れ毛対策のヘアケア方法を紹介します。

パーマなどの回数を減らす

パーマやヘアカラー、縮毛矯正といった薬剤を使う施術は、髪へのダメージが蓄積しやすい傾向があります。切れ毛が気になる場合は、施術のペースを見直し、間隔をあけることを検討してみましょう。

どうしても施術が必要な場合は、美容師に相談し、トリートメントを取り入れることで、ダメージの軽減が期待できます。

紫外線対策をする

紫外線はキューティクルを傷つけ、切れ毛を引き起こす原因になります。日差しが強い日は、帽子や日傘を活用して、髪に直接紫外線が当たるのを防ぐことが大切です。

さらに、普段から髪の毛にも使えるUVケアスプレーを使うことで、外出時のダメージ対策を習慣化しやすくなります。

食生活を改善する

健やかな髪を維持するためには、栄養バランスのとれた食事を摂ることが重要です。主菜・副菜・主食を意識し、肉や魚、大豆製品、卵などの良質なタンパク質をしっかり摂りましょう。

また、髪の成長を支える栄養素として、ビタミンB群をはじめ、ビタミンC・E、亜鉛や鉄などのミネラルも欠かせません。

さらに野菜や果物、ナッツ類、海藻類などを日常的に取り入れることで、髪への栄養供給がスムーズになり、切れ毛の予防にもつながります。

生活習慣を見直す

切れ毛対策には、生活習慣の改善も欠かせません。ストレスを溜め込みすぎないよう意識し、適度にリフレッシュする時間を確保しましょう。趣味に没頭する時間をつくるのも効果的です。

また、毎日十分な睡眠をとることで、頭皮環境と毛周期を整える土台がつくられ、健康的な美しい髪へとつながります。

まとめ

切れ毛は摩擦や熱、薬剤、紫外線といった外的ダメージに加え、食生活や生活習慣、ホルモンバランスなど内側の要因が重なって起こります。日々のヘアケアを見直し、施術の頻度調整や紫外線対策、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠を意識することが大切です。できることから少しずつ取り入れ、切れ毛の起こりにくい健やかな髪を育てましょう。

ランキング

DEMI LABO

毛髪科学のプロがお届けするヘアケア情報マガジン

Good Science,Good Beauty
科学のチカラであなたらしい理想の髪を

毛髪研究40年の歴史をもつDEMI COSMETICS(デミ コスメティクス)が運営する
髪や頭皮にまつわる美容情報サイトです。

1/100000。
1人およそ10万本あるといわれる髪。

たった1本の髪も余すことなく、ひとりひとりの髪と頭皮のパフォーマンスを最大限に引き出すためのヒントをお届けします。