知って得する!髪と頭皮の情報

頭皮の基礎知識 vol.9「白髪」

髪色はメラニンによって変化し、メラニンが多いほど毛髪は黒くなります。毛髪からメラニンがなくなると白髪になり、一般的には35歳前後から白髪が出始めるといわれています。

メラニンは毛母細胞の並びにあるメラノサイト(色素形成細胞)で、アミノ酸のひとつであるチロシンを原料としてチロシナーゼ(メラニン合成酵素)の作用によりつくり出されます。メラノサイトでつくり出されたメラニンが髪に供給されることで黒髪になります。しかし、何かの要因でこのサイクルが乱れるとメラニンが産生されなかったり、もしくは産生されても毛髪に供給されなかったりすることで、毛髪は白髪になります。また、近年、このサイクルにMITF遺伝子が関与していることが分かりました。

メラニンの産生メカニズムのイメージ

MITF遺伝子とは

MITF遺伝子は「Microphthalmia-associated Transcription Factor」の略語です。
メラノサイトの中に存在し、メラノサイトやチロシナーゼ(メラニン合成酵素)などに働きかけて、メラニンをつくらせる司令塔のような役割を果たしています。

メラノサイトのしくみのイメージ

MITF遺伝子が減少すると、メラニンをつくる司令が出されなくなり、メラノサイトの活性が低下し、メラニンの産生に大きく影響します。
また、MITF遺伝子は年齢を重ねることで減少することが知られています。

白髪の豆知識

白髪は抜くと増えるの?
白髪は抜いても増えません。白髪が生えてきた毛穴ではメラニンが産生もしくは毛髪への供給がされていないため、次に生えてくる髪も白髪となります。そのため、1本抜いたら増えるという錯覚を引き起こしてしまいます。白髪も健康な毛髪なので、無理矢理抜いてしまうと毛根に負担をかけてしまい炎症などを引き起こし、頭皮環境を悪化させてしまいます。抜くよりも白髪の部分を短く切ることをおすすめします。

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