薄毛の主な原因は?薄毛にまつわる疾患や今からできる薄毛対策を解説

「最近抜け毛が多い気がする」「ちょっと髪が薄くなったような……」と悩んではいないでしょうか。なぜ髪が薄くなるのか、どう対策すれば良いのかと不安を感じている方もいるかもしれません。
そこで今回は、薄毛になる原因や主な症状、すぐに始められる薄毛対策などについて解説します。
目次
薄毛の原因

まずは、薄毛を招く7つの主な原因について、詳しく解説します。
男性ホルモン
男性ホルモンの一種である「DHT(ジヒドロテストステロン)」は、薄毛の大きな原因のひとつといわれています。
なぜならDHTは、髪を作り出す毛母細胞の働きを抑制するためです。毛母細胞の働きが鈍ると髪が育ちにくくなるので、薄毛になる可能性があります。
遺伝
薄毛を招くDHTは、テストステロンという男性ホルモンが5α-リダクターゼという酵素の働きで作られる物質です。
薄毛の関連遺伝子はX染色体上にあり、男性の場合、X染色体は必ず母親から受け継ぎます。母方の親族に薄毛の方がいる場合、将来薄毛になる遺伝的リスクを持っています。
頭皮の血液循環の不良
髪が成長するには、髪の根元にある毛乳頭内の毛細血管から、毛母細胞に栄養が送られなくてはなりません。
ストレスや喫煙などによって血管が収縮して頭皮が血行不良に陥ると、毛母細胞に十分な栄養が届かなくなって抜け毛が増え、髪が薄くなっていくことがあります。
栄養の不足
先述の通り、髪が成長するには栄養が必要です。
栄養が偏った食生活によってタンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足すると、毛母細胞の栄養が不足して新たな髪が生まれにくくなり、薄毛になるといわれています。
生活習慣やストレス
ストレスや睡眠不足といった生活習慣の乱れも、薄毛を引き起こす原因です。例えば、ストレスが溜まると血管が収縮するため、頭皮が血行不良に陥ります。
さらに、強いストレスが続くと、髪の成長に必要な亜鉛が消費されやすくなるため、髪の成長に悪影響を及ぼす場合があるのです。
また、髪の成長に関わる成長ホルモンは、特に睡眠中に多く分泌されます。睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりすると、成長ホルモンの分泌量が減って薄毛につながると考えられています。
頭皮のトラブル
以下のような外的要因も、頭皮トラブルを起こし薄毛につながる可能性があります。
- ヘアケアの方法が間違っている
- 紫外線を浴び過ぎた など
薬や病気の副作用
服用している薬の副作用や病気が原因の薄毛もあります。代表的なのは、抗がん剤の副作用による薄毛です。また、甲状腺機能低下症や鉄欠乏性貧血といった疾患で、薄毛の症状が出ることもあります。
薄毛にまつわる疾患

続いて、薄毛の症状が出る主な疾患と、それぞれの特徴を解説します。当てはまるものがないかをチェックしてみましょう。
男性型脱毛症(AGA)
男性型脱毛症(AGA:Androgenetic Alopecia)とは、成人男性に見られる進行性の脱毛症です。
男性ホルモンや遺伝が関与しており、髪の生え際や頭頂部から薄毛が進行するのが一般的です。早い方では20代前半から症状が現れる場合があります。
次のような症状は、AGAの前兆とされているため注意が必要です。
- 頭皮や顔の皮脂の分泌量が多い
- 髪が細くやわらかくなった
- 短く太さがない抜け毛が増えた
円形脱毛症
円形脱毛症とは、円形または楕円形の脱毛斑が突然現れる疾患です。軽症では小さな脱毛斑にとどまりますが、重症化すると頭部全体、さらには全身の毛が抜け落ちることがあります。
主な原因は、自己免疫疾患によるものとされています。これは、本来は外敵を攻撃する免疫が誤って自分の毛包を攻撃してしまう状態です。
脂漏(しろう)性脱毛症
脂漏性脱毛症とは、皮脂の過剰分泌によって発生する脱毛症です。
皮脂が過剰に分泌されると頭皮環境が悪化し、炎症やかゆみ、湿疹、フケなどの頭皮トラブルが起こりやすくなります。その結果、毛根が傷み、薄毛につながるのです。
粃糠(ひこう)性脱毛症
粃糠脱毛症とは、大量のフケが毛穴を塞いだことで起こる脱毛症です。
脂漏性脱毛症よりも乾燥したフケがたくさん出て毛穴に詰まった結果、炎症が起こります。すると炎症によって毛根がダメージを受け、髪が抜けてしまうのです。
びまん性脱毛症
びまん性脱毛症とは、ストレスや加齢などが原因で髪が全体的に薄くなっていく脱毛症です。「びまん=広範囲」という意味をもちます。
女性に多くみられる疾患ですが、男性が発症する場合もあります。
今日から始められる薄毛対策

薄毛に対してどうすれば良いのかと悩む方は多いでしょう。そこで、今日からすぐに始められる薄毛対策を紹介します。
育毛剤を使う
育毛剤には、発毛を促進させるのに効果的な成分が入っているものもあります。育毛剤は、頭皮から直接栄養を与えることで、頭皮環境を改善したり、頭皮の炎症を防ぎ、頭皮環境を正常にすることを目指します。
DEMI DO(デミドゥ) スカルプエッセンス アドバンストグロウ

頭皮に有効成分を深く浸透させ、発毛を促進。
薄毛・脱毛を予防しながら、しなやかで強く美しい髪を育みます。
【医薬部外品】
販売名 : ナリシング NS3
・本気で育毛を考えている方
・薄毛・脱毛を予防したい方
生活習慣を改善する
食生活の乱れや睡眠不足は、薄毛の原因になります。薄毛を予防したいときは、生活習慣を見直してみましょう。
栄養バランスの整った食事をする
健康的な髪を育てるには栄養が欠かせません。
特に髪の材料となるタンパク質や、頭皮環境を整えるビタミン・ミネラル、髪に酸素を運ぶ鉄分などは髪の成長に必須です。
毎日の食事で、これらの栄養素を積極的に摂取しましょう。
睡眠の質を見直す
髪の成長を促す成長ホルモンは、眠っているときに分泌量が増加します。また、髪を作る役割を担う毛母細胞は、21時から翌2時ごろにかけて積極的に分裂・成長するため、質の良い十分な睡眠を心がけましょう。
禁煙、禁酒をする
ニコチンには血管を収縮させる作用があるため、タバコを吸うと頭皮の血流が悪くなり髪の成長に悪影響を及ぼします。
また、アルコールを摂取すると、分解するときにミネラルが消費されるため、やはり髪の成長が阻害されてしまいます。薄毛を防止したいなら、できるだけ喫煙や飲酒を控えましょう。
適度な運動をする
血行が悪くなると頭皮に酸素や栄養が運ばれにくくなり、薄毛につながる可能性があります。適度に運動する習慣を身に付け、血行を促進させましょう。
ストレスを軽減する
ストレスが薄毛につながる場合もあるので、ストレスを解消することが大切です。軽く運動をしたり趣味に没頭する時間をつくったり、瞑想を実践してみたりすると、ストレスを軽減しやすくなります。
ストレスは日々溜まっていくものなので、定期的に発散するようにしましょう。
ヘアケアを見直す
誤ったヘアケアは、髪や頭皮にダメージを与えて薄毛の原因になる可能性があります。ヘアケアの際に以下のようなことをしている場合は、やり方を見直しましょう。
- シャンプーのときに爪を立ててゴシゴシと洗っている
- シャンプーやトリートメントを雑に洗い流している
- シャンプー後に自然乾燥している
シャンプーや育毛剤などを使うときは、指先で頭皮をマッサージするイメージで、髪や頭皮をやさしく扱いましょう。
また、すすぎ残しに注意すること、シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かすことも重要です。
まとめ
薄毛の原因は、男性ホルモンや遺伝などさまざまです。また、AGAや円形脱毛症などの疾患が原因の可能性もあります。症状が気になる場合は、病院を受診しましょう。
薄毛を防ぐためには、生活習慣を改善したり、ヘアケアを見直したりすることが大切です。今日からできることを始め、健やかな髪を保つようにしましょう。