ヘアメイク25年のプロが惚れた“あのアイテム”──現場で選ばれる理由とは?

デミ コスメティクスは、「髪を科学する」をコンセプトに、40年以上にわたり頭皮(地肌)科学、毛髪科学研究をおこない、美容師様・お客様のパフォーマンスを最大限に引き出す技術と商品を開発しています。
髪のスぺシャリストである美容師の皆様に日々のサロンワークのなかで当社商品をご愛用いただいております。一方で、国内の映画やドラマの現場でのヘアメイクさんが出演者のヘアスタイル・美容をサポートする美粧協力も行っております。
今回お話を聞いた百瀬広美さんも、その最前線でヘアメイクとして活躍する方です。
なぜDEMI商品を愛用するのか。出会いや撮影現場での活躍の様子などから、プロが惚れる理由を聞いてみました。
目次
“1秒の奇跡”を生み出すために。

今回お話を聞いたのは

百瀬広美
1969年生まれ、長野県出身
経歴
サロン勤務8年、舞台ヘアメイク3年、映像ヘアメイク25年
主な作品
Netflix「幽遊白書」
映画「ディア・ファミリー」
映画「#真相をお話しします」
映画「そして父になる」
映画・ドラマ「太陽は動かない」
映画「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」
など多数
DEMI LABO編集部 はじめに、読者の皆様へ向けて百瀬様の自己紹介をお願いいたします。
これまでのご経歴や現在のお仕事、また、得意とされているヘアメイクのテイストなどについてお聞かせください。
百瀬様 私は高校卒業後、山野美容専門学校を通信で学びながら美容室勤務をしておりました。技術者となり、余裕が持てるようになった頃、休日にメイクの学校に通い、そこの先生の紹介で舞台ヘアメイクのアシスタントとしてヘアメイク業界に入りました。元々映画が好きだったため、舞台から映像の方に移り今に至ります。
得意なヘアメイクのテイストはむしろありません。「広く何でも出来る…!」を、モットーにしています。
DEMI LABO編集部 ヘアメイクアップアーティストとしてお仕事をされる上で、常に心がけていることや、大切にされている「美」に対する哲学をお聞かせください。
特に雑誌や広告といった撮影現場では、どのような「美しさ」が求められることが多いと感じていらっしゃいますか?
百瀬様 キャストの肌や髪の状態だけでなく、体調や心情を常に気にかけることです。映画における“美”は演出、撮影、照明、美術、衣裳、メイク、芝居…すべてがはまって撮れる1秒の奇跡であると思っているので、そこに向けて最大限の努力をすることが私の“美”です。
プロが信頼した、DEMIの”推しアイテム”とその魅力
DEMI LABO編集部 日々、多くの商品に触れる中で、百瀬様が特に撮影現場で「これは欠かせない」と信頼を寄せているDEMIのアイテムを教えてください。
百瀬様 そうですね、この6つを愛用しています。
- ウェーボ/デザインポッド フィックススプレー ・ デザインキューブ ドライワックス
- ウタウ/メロウバーム ・ リッチオイルセラム
- ヒトヨニ/ピュアワックスシリーズ
- トレニージョ/ベースミスト
DEMI LABO編集部 そのアイテムと出会ったきっかけや、初めて使用された際の第一印象について教えていただけますでしょうか。
「これは今までのものと違うぞ」と感じたポイントがあれば、ぜひお聞かせください。
百瀬様 HPで見た商品が気になり問い合わせさせていただき、そこからまず全アイテムをご紹介いただきました。
「これは今までのものと違うぞ」というポイントですと、ウタウのリッチオイルセラムは、髪にも肌にも使える万能オイルという印象です。ヒトヨニのピュアワックスシリーズは、「2」のやわらかさも「11」の硬さも好きです。口が斜めなので使いやすいです。トレニージョのベースミストは、ブローやアイロン操作がしやすいです!霧が細かく、髪に馴染みやすいと感じました。
DEMI LABO編集部 プロの視点からDEMI商品のここが好き、特に優れていると感じる魅力はここ、などありますでしょうか。「仕上がりの質感」「香りの良さ」「キープ力」「操作性」といった具体的なポイントで教えてください。
百瀬様 ウタウのリッチオイルセラムは、香りが大好きです。私は現場で“汗”の表現やちょっとした艶感が欲しい時、肌にも使います。現場で乾燥してきて髪がパサついた時にも。
ウタウのリッチオイルセラムを現場で使うと、必ず誰かしらに「いい香り!!」と…周りの人を何気に癒しています笑。

百瀬様 ヒトヨニのピュアワックスシリーズは、どの硬さであっても扱いやすく、スタイリングはまずこの3つを置いてあれば、大体何でもできる気がします。パッケージデザインが美しいのも好きなポイントです。

百瀬様 トレニージョのベースミストは、髪を熱から守り安心してブローやアイロン操作ができます。
水だけでブローされるメイクさんも沢山いらっしゃいますが、私はどんなスタイルでもまず、ほぼこちらを使います。後のスタイリング剤の邪魔をしないところもいいですね。
過酷な現場でこそ光る、プロの仕事道具としての実力

DEMI LABO編集部 実際に撮影現場でお選びいただいたアイテムを使用した際、モデルやタレントの皆様から、仕上がりや香り、使い心地に関してどのような反応がありましたか?
もし印象的なエピソードがございましたら、ぜひお聞かせください。
百瀬様 ピュアワックスは何を使ったのか聞かれることがあります。オイルは上記のような理由もあり、男女問わずスタッフキャスト問わず聞かれることが多いアイテムです。各アイテムの香りで反応される方は多いです。
DEMI LABO編集部 目まぐるしく状況が変化し、時間や環境に制約がある撮影現場において、「このアイテムがあって本当に助かった!」と感じられた具体的な瞬間やエピソードがあれば教えてください。
百瀬様 ウタウリッチオイルセラムはとにかく万能すぎて、必ず現場バッグに入れています!
肌と髪の艶出し、アホ毛抑え、綿棒につけてメイク直し、ハンドクリーム代わり、エキストラさんのその場でのまとめ髪、そして香りで癒し……何でも活躍してくれます。
私の現場バッグには収まりが良いウェーボ デザインポッド フィックススプレーは、いちいち蓋を開けずともサッと使えるところがよいですね。フィックス力が高く、決めたら崩れにくい(風が強い時や下を向く芝居の時など)のも助かります。もし、後々手直しする事が分かっている場合はウェーボ デザインポッド ライトキープスプレーを使いますね。
DEMI LABO編集部 百瀬様ならではの、おすすめの活用法や「これを混ぜて使うと良い」といったプロの裏技的テクニックなどがございましたら、ぜひご紹介ください。
百瀬様 最近はハードワックスだけで仕上げることがあまりないので、ワックス系にこのオイルやメロウバームを混ぜてやわらかく作ることが結構あります。混ぜ方で艶感と硬さが調整できるんです。
ブランドへの信頼と今後の展望

DEMI LABO編集部 今回お選びいただいたアイテムに限らず、DEMIの商品全体を通して、百瀬様が感じていらっしゃる共通の魅力や、「DEMI商品なら信頼できる」と感じるポイントがございましたら、ぜひお聞かせください。
百瀬様 スタイリングアイテムの多さが素晴らしいと思います。色々な髪質、作りたいスタイル、本当に様々なのでこれだけアイテムがあるのは嬉しいですし助かります。テーマに合わせたパッケージデザインも上品だったり、カッコよかったり、可愛かったり。メイク台にも並ぶ物なのでキチンとした物を使っている印象がキャストに与えられます。
DEMI LABO編集部 最後に、本記事を読んでいる美容師の方々や、これからヘアメイクアップアーティストを目指す皆さんへ向けて、プロフェッショナルとしてのアドバイスや応援のメッセージをお願いいたします。
百瀬様 美容師、ヘアメイク、技術は地味な努力無しには成し得ません。無理して頑張らなくてもいい、ただ、コツコツと。
そして、そういう姿はきっとちゃんと誰かが見ていて、何かに繋がっていく…と、今も信じて私も皆さんと頑張りたいです。











