前髪を今っぽくきれいに流すには?下準備と流す手順、おすすめスタイルを一挙紹介!

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前髪がうまく流れず、毎朝のスタイリングに時間がかかってしまう方も多いでしょう。しかし、少しのコツを意識するだけで印象は大きく変わります。

今回は、今っぽくきれいに前髪を流すための下準備から、コテやアイロンを使った流し方、髪の長さ別のおすすめスタイルまでをわかりやすく紹介します。

前髪をきれいに流す際の下準備

前髪をきれいに流す際の下準備の画像

前髪を自然に流すためには、スタイリング前の下準備が欠かせません。何もせずにセットを始めると、クセやうねりが残ってうまく流れません。

ここでは、仕上がりに差が出る下準備の手順を紹介します。

STEP1|根元を水で濡らす

前髪は顔の印象を左右する大切な部分ですが、クセが強いときれいに流れにくくなります。スタイリングを始める前に、まずは根元を水で濡らしてクセをリセットしましょう。

乾いたままだと、もとのうねりや割れグセが残って形がつきにくくなります。水を入れたスプレーボトルなどを使って根元を中心にしっかり湿らせれば、髪がやわらかくなり、思い通りの方向に流しやすくなるのです。

STEP2|逆方向から乾かす

前髪をふんわり仕上げたいときは、乾かす方向がポイントです。流したい方向とは反対側にドライヤーを当てると、根元が立ち上がりやすくなります。これにより前髪のクセがリセットされ、自然な動きが出やすくなるでしょう

しっかり乾かしたら、最後に流したい方向へ軽く整えると、形がきれいに定着します。根元のボリュームを出しながら乾かすことで、ペタッとせず、ふんわりとした印象の前髪に仕上がります。

基本の前髪の流し方

基本の前髪の流し方の画像

前髪を自然に流すには、ストレートのままよりも、少しカールをつけるのがポイントです。軽く巻くだけで立体感が出て、ぐっと今っぽい印象に仕上がります。

コテを使えばふんわりとしたやわらかさを、ストレートアイロンを使えば上品でナチュラルな動きを出すことが可能です。ここでは、それぞれのアイテムを使った基本の流し方を、初心者でもわかりやすい手順で紹介します。

コテを使う場合

コテを使って前髪を流すと、自然な動きとツヤを演出できます。ストレートのままでは平坦になりがちな前髪も、軽くカールを加えることで立体感が出て、顔まわりがやわらかい印象になるでしょう。コテは髪全体ではなく前髪専用に使うことで、ナチュラルな仕上がりにできます。

手順

  1. まず、前髪をコームでとかして整え、3つの毛束に分けます。
  2. 真ん中の毛束を取り、毛先ではなく中間部分からコテで挟みます。
  3. 右に流したい場合は、コテを左方向へ軽くカールさせ、すぐに離します。髪が温かいうちに指で毛先を右方向へ流すと、自然なカーブがつきます。左右の毛束も同様に巻きましょう。
  4. ヘアオイルを少量手に取り、1本1本をつまむようになじませます。
  5. 最後にコームで全体を整えれば、ふんわりと流れる前髪が完成です。

注意したいポイント

コテを使う際は、温度と角度に注意が必要です。温度が高すぎると髪が傷みやすく、低すぎるとカールがつきません。150℃前後を目安に設定すると、髪への負担を抑えつつ自然なカールがつくれます。

また、コテを真横ではなく斜めに入れたり、何度も回転させすぎたりすると不自然な巻き方になりやすいです。滑らせるように軽くカールをつけることで、やわらかく自然に流れる前髪に仕上がります。

ストレートアイロンを使う場合

ストレートアイロンを使うと、前髪のクセをしっかり伸ばしながら自然な流れをつくることができます。コテよりも熱のあたりが均一で、ツヤのある仕上がりになるのが特徴です。使い方のポイントを押さえれば、重たく見えず軽やかな印象に整えられます。

手順

  1. まず、前髪をコームでとかして整え、3つの毛束に分けます。
  2. 真ん中の毛束を顔の前に持ち上げ、アイロンを温めます。利き手でアイロンを持ち、人差し指を外側、親指を内側に添えるように持ちましょう。
  3. 毛束の中間を挟み、手首を前に倒すように動かしながら毛先の手前まで熱を通します。毛先に差し掛かったらアイロンを平行にし、流したい方向へ滑らせます。
  4. ヘアオイルを少量指につけ、毛束を1本ずつ摘むようになじませます。
  5. 最後にコームで全体を整えれば、自然な流れのある前髪が完成します。

注意したいポイント

ストレートアイロンを使う際は、前髪をまとめて挟まないよう注意が必要です。毛束を分けずにまとめて熱を通すと、カールの強さが均一になりすぎて不自然な仕上がりになってしまいます。

また、根元から毛先まで一気にアイロンを滑らせると、流れがつかず重たく見える原因にもなります。自然な動きを出すためには、毛束を少しずつ分けて巻くことがポイントです。

【レングス別】おすすめの流し前髪

前髪の流し方は、髪の長さによって似合うスタイルや印象が変わります。ショートからロングまで、それぞれのレングスに合った流し前髪を選ぶことで、顔立ちや雰囲気をより引き立てられるでしょう。

ここでは、長さ別におすすめのスタイルを紹介します。

【ショート】丸みショート

前髪の流し方_丸みショート

丸みショートは、やわらかなシルエットが特徴のスタイルです。前髪を自然に流すことで、丸みのあるフォルムと調和し、女性らしい優しい印象を与えます。

全体に丸さを残しつつも、重たく見えない軽やかさが魅力です。ナチュラルな雰囲気に仕上がるため、ビジネスシーンでも好印象を与えます。

【ショート】大人マッシュ

前髪の流し方_大人マッシュ

大人マッシュは、程良いボリューム感と立体的なシルエットが特徴です。前髪を流すことで、洗練された印象の中にやわらかさが生まれます。

トップに高さを出しつつ、サイドをすっきりまとめるので顔まわりが引き締まり、上品な雰囲気になるでしょう。毛先を軽く巻けば、優しげで女性らしい印象もプラスできます。

【ボブ】外ハネボブ

【ボブ】外ハネボブの画像

外ハネボブは、顔まわりをすっきり見せながらも女性らしさを演出できるスタイルです。前髪を軽く流しつつおでこを少し出すことで、抜け感のある表情に仕上がります。

毛先を外ハネにスタイリングすることで、全体に動きと軽やかさが生まれ、明るく健康的な印象になるでしょう。暗髪でも重たく見えず、清潔感のあるボブにしたい方におすすめです。

【ボブ】くびれボブ

前髪の流し方_くびれボブ

くびれボブは、顔まわりに自然な動きをつくる上品なスタイルです。前髪を軽く流すことで抜け感が生まれ、全体のバランスが整います。

サイドにおくれ毛を残すと、輪郭を美しく見せながら小顔効果も期待できます。毛先に程良いくびれを入れることで、やわらかく女性らしい印象に仕上がるのが魅力です。

【ミディアム】韓国風スタイル

【ミディアム】韓国風スタイルの画像
スタイル提供:松木 碧海[AFLOAT Leino【アフロートリノ】]

韓国風スタイルは、顔まわりのラインをきれいに見せながら、やわらかな印象を与える人気のヘアデザインです。

前髪を流してサイドバングへ自然につなげることで、小顔効果と上品さを演出できます。毛先に軽いカールを加えると、動きが出てより女性らしい雰囲気に仕上がります。

【ミディアム】清楚系レイヤーミディ

【ミディアム】清楚系レイヤーミディの画像

清楚系レイヤーミディは、上品でやわらかな印象を与える大人女性に人気のスタイルです。顔まわりにレイヤーを入れることで自然な動きが生まれ、軽やかに見せてくれます。

前髪を斜めに流すことで、清楚さの中にもエレガントな雰囲気をプラスできます。オフィスでも好印象を与えたい方におすすめです。

【ロング】毛先レイヤーロング

【ロング】毛先レイヤーロングの画像

毛先レイヤーロングは、清楚で上品な印象を与える王道スタイルです。ストレートベースのロングに流し前髪を合わせることで、凛とした雰囲気を演出できます。毛先にほんのりレイヤーを加えると、軽やかさと動きが生まれ、ふんわりとした女性らしさもプラスされます。

【ロング】韓国風ロング

【ロング】韓国風ロングの画像

韓国風ロングは、抜け感と華やかさを兼ね備えた人気のヘアスタイルです。毛先をあえて切りっぱなしにして軽やかさを出し、流し前髪で顔まわりのバランスを整えます。

程良い重さのあるシルエットに、前髪の動きをプラスすることで、今っぽく洗練された印象に仕上がるでしょう。

まとめ

前髪をきれいに流すには、下準備からスタイリングまでの手順を丁寧に行うことが大切です。自分の髪質やレングスに合わせた方法を取り入れれば、自然で上品な印象に仕上がります。日々のスタイリングに取り入れて、理想の前髪を楽しみましょう。

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