コテで巻き髪アレンジを自在に!初心者でもできる基本の巻き方を紹介

新しい髪型に挑戦するにあたって、コテの使い方をマスターしたい方もいるのではないでしょうか。コテを使いこなせれば、可愛らしさややわらかさ、こなれ感まで自在に演出でき、おしゃれの幅も広がります。
今回は、コテの基本的な使い方や髪の巻き方、スタイルを長持ちさせるためのポイントを解説します。
目次
コテとアイロン、どう違う?

スタイリングに使う器具といえば、コテとアイロンが一般的です。ここでは、コテとアイロンの違いを解説します。
コテとは
コテは髪をカールさせたいときに使うアイテムで、ヘアアイロンのひとつです。髪の毛を巻きつけるプレートが筒状になっており、スタイリング初心者でもきれいなカールが作れます。
筒のサイズもさまざまで、イメージしたヘアスタイルに合わせてぴったりのものを選ぶのがポイントです。カールを作って全体的にボリュームを出したい場合やしっかり髪を巻きたい場合、幅広くヘアアレンジを楽しみたい場合に適しています。
ストレートアイロンとは
ストレートアイロンは、文字通り髪を真っすぐにしたいときに使うアイテムです。ストレートアイロンは平らなプレートで髪を挟み、熱を加えながらアイロンをスライドさせて使います。
ゆるいウェーブを作ることもできますが、ストレートアイロンでカールを作るにはコツがいるため、ヘアアイロンを使い慣れている方におすすめです。毛先を外ハネにしたい場合や寝ぐせを直したい場合、くせ毛を真っすぐにしたい場合に適しています。ヘアスタイルでいうと、ショートからボブの方に向いているヘアアイロンです。
コテで髪を巻く際に準備すべきこと
作りたいヘアスタイルが決まったら、実際にコテでウェーブを作っていきましょう。そのとき、きちんと準備をしてからコテを使うことで、よりきれいに髪型を作ることができます。
カールを長持ちさせるためにも、以下のポイントを押さえてスタイリングしてみてください。
1.髪を整える
まずは髪の状態を整えておきます。髪を整えてからコテを使うと、ウェーブがきれいについて見た目も良くなるからです。
髪は濡らさず、事前にブローして整えてからコテを当てます。そのほか、寝ぐせを直しておいたり、入念にブラッシングして髪のもつれを解いておいたりするのもおすすめです。
2.スタイリング剤をつける
コテを当てる前に、髪にスタイリング剤をなじませておくことも重要です。
スタイリング剤は、コテによるスタイリング時の髪への負担を軽減したり、ウェーブの仕上がりをきれいに保ちやすくしたりできます。ツヤのある仕上がりを演出しやすいため、髪をより美しく仕上げたい方におすすめのアイテムです。
3.ブロッキングする
ブロッキングは、髪を数か所に分けてまとめておき、コテを当てやすくすることを指します。ブロッキングをしておくと、髪全体のボリュームやバランスを見ながらウェーブが作れて、きれいに仕上がるのが魅力です。
ブロッキングする位置は、耳の高さを起点とした上下2か所に加え、後頭部付近で左右2か所、計4ブロックに分けるとよいとされています。
【基本】コテを使った髪の巻き方

コテを使って作るウェーブにはさまざまな種類があります。ここでは、スタイリング初心者でも挑戦しやすい基本的な巻き方を紹介します。
ワンカール巻き

ワンカール巻きは、毛先だけをカールさせて作るヘアスタイルです。
- 髪の根元に近い部分を、コテのクリップで挟む。
- クリップを開いたままコテを毛先までスライドし、熱を加える。
- クリップを閉じて髪の毛先を挟む。
- バレルに髪の毛を巻きつけ、1回転~1.5回転コテを回す。
- 数秒間キープした後、クリップを開いて髪を外す。
バレルは、コテの筒状になった部分のことです。コテのクリップを外側に向けて巻くと外巻きカールに、逆に内側に向けて巻くと内巻きカールがつきます。
外巻き

外巻きはリバース巻きともいい、毛先を外側に向けてカールさせたヘアスタイルです
- ブロッキングした後、髪の内側にクリップが来るようにして根元を挟む。
- 毛先までコテをスライドさせ、クリップを閉じる。
- 外側にコテを回転させて、コテを引き抜く。
外巻きはカジュアルな雰囲気を演出したいときにぴったりのスタイルです。ほどよい毛流れが生まれるため、軽やかさを出したいときにも重宝します。
内巻き

内巻きはフォワード巻きとも呼ばれ、毛先を内側に向けてカールさせるヘアスタイルです。
- ブロッキングした後、髪の外側にクリップが来るようにして根元を挟む。
- 毛先までコテをスライドさせ、クリップを閉じる。
- 内側にコテを回転させて、コテを引き抜く。
内巻きスタイルは、可愛らしさややわらかさを演出できます。コテの使い方も難しくないため、コテを使い始めて間もない方でも無理なく作れるのがポイントです。
ミックス巻き

ミックス巻きは、外巻きと内巻きを交互に繰り返して作るヘアスタイルです。一見手間がかかりそうに思えますが、それぞれの手順をマスターしていれば簡単に作れます。
- 髪をブロッキングする。
- 毛束を細かく取り、手前から外巻きと内巻きを交互に行う。
ミックス巻きは2種類の巻き方を併用するので、髪全体に立体感が出てこなれた印象に仕上がります。先に内巻きにすると上品なイメージに、外巻きを先にすると華やかなスタイルになります。
くびれ巻き

くびれ巻きは、耳の横あたりにくびれを作るヘアスタイルです。顔のサイドに大きなウェーブを作ることで、フェイスラインをすっきりと見せる印象が演出できます。
- こめかみを起点として上下にブロッキングした後、こめかみ下に残った髪から毛束を取り、外はねになるように巻く。
- 外はねができたら、はねた毛束の中心付近をコテで挟み、内巻きで0.5回転させる。
- 顔周りの毛束を残して毛束を作り、ブロッキングした上下の毛束を1~2と同様に巻く。
- 残しておいた顔周りの毛束を巻く。
コテは一回転させず、0.5回転でとどめておくのがコツです。
巻き髪を長持ちさせるためのポイント

コテできれいに仕上げた巻き髪は、できるだけ長くキープしたいものです。ここでは、ウェーブを長持ちさせるための3つのポイントを解説します。
コテは乾いた髪に使う
コテを当てるときは、髪の毛をしっかり乾かしておきましょう。
濡れた髪のままでコテを使ってしまうと、カールが定着しにくくなってしまいます。また、髪が濡れているとキューティクルが開いてしまい、コテによる熱ダメージを受けやすくなってしまうので注意が必要です。
しっかり乾かした後、ブラッシングしておくと熱が均等に伝わってカールがきれいに長持ちするので試してみてください。
熱が冷めるまで髪に触れない
コテで髪を巻いた後は、あまり触らず自然に熱が冷めるまで待ちましょう。
まだあたたかいうちに触ったり、もつれをほぐしてしまったりするとカールが取れてしまいます。髪が冷めるまで20~30分程度置くのが理想ですが、時間がないときはドライヤーの冷風で早く冷ますと良いでしょう。
スタイリング剤で仕上げる
きれいに仕上げた巻き髪を長時間キープしたいなら、スタイリング剤を併用するのもおすすめです。
スタイリング剤を使うと、カールがつきにくい髪質でも巻き髪がキープしやすくなります。スタイリング剤をつけるときは、熱が完全に取れて冷めているのを確認し、手でほぐしながらつけるのがコツです。
ヘアスタイルを長持ちさせつつ、スタイリング時間を短縮したい方は、日ごろから髪のダメージケアを取り入れておきましょう。
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まとめ
コテはヘアアイロンのひとつで、初心者でも簡単にきれいなカールが作れるアイテムです。コテを使った巻き方は、ワンカール巻きや外巻き・内巻きなどさまざまで、やり方を覚えておけば理想のヘアスタイルが作れます。
スタイリング剤を一緒に使うと、カールを長持ちさせたり、ダメージケアをしたりする効果も期待できるので、自分の髪質に合わせて選んでみるのもおすすめです。