パーマの種類とスタイリングの基本|仕上がりを整えるコツと整髪料選び

パーマの種類とスタイリングの基本|仕上がりを整えるコツと整髪料選びの写真

パーマをかけたのに、なぜか自宅でうまく再現できない……そんなお悩みを抱えていませんか?実は、パーマの種類によってスタイリング方法は大きく異なります。今回はコールドパーマ・ホットパーマそれぞれの特徴に合わせたスタイリング手順とおすすめ整髪料を解説します。

パーマの種類

パーマヘアの画像

パーマには大きく分けて「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の2種類があります。ウェーブを髪に記憶させる仕組みや施術方法が異なるため、まず自分がどちらのパーマをかけているかを確認しておくことが、スタイリングをうまく仕上げる最初のポイントです。

コールドパーマ

コールドパーマは、熱を使わず薬剤だけでウェーブをつくる、昔からある一般的なパーマです。

薬剤の種類や使い方によっていくつかのバリエーションがあり、スチームを使う水パーマ、ダメージレスな仕上がりを目指すクリープパーマなどが代表的です。

最大の特徴は、髪が濡れているときにウェーブが最もしっかり出るという点です。乾くにつれてウェーブが伸びてダレた状態になりやすいため、スタイリング時には水分のコントロールが重要になります。

ゆるふわウェーブにしたい方や、できるだけ髪へのダメージを抑えたい方に向いているパーマです。

ホットパーマ

ホットパーマは、熱の力を利用して髪が乾いた状態でウェーブを記憶させる仕組みのパーマです。

専用の機械で熱を加えてウェーブを固定するデジタルパーマや、50℃程度の温風で髪の水分量を調節しながらかけるエアウェーブなどが代表的です。

コールドパーマと異なり、乾いた状態でもウェーブがダレにくいという特徴があり、スタイリング初心者でも比較的カールが再現しやすいのが魅力です。

一方で、熱を使うぶんパサつきが出やすい側面もあるため、ダメージケアを意識することが大切です。立体的なウェーブを求める方や、太くてクセが強い髪質の方におすすめです。

【種類別】パーマのスタイリング方法

ロングヘアの画像

コールドパーマとホットパーマでは、ウェーブが出るタイミングが逆のため、スタイリング手順も大きく異なります。ここではそれぞれの特徴に合わせた具体的な手順を解説します。

コールドパーマの場合

コールドパーマは濡れているときにウェーブが最も出るため、水分を上手に残しながらセットするのがスタイリングの基本です。

手順を押さえることで、リッジ感のあるきれいなウェーブが再現できます。

1.髪を濡らす

まずはシャワーや霧吹きで、根元から毛先まで全体をしっかりと濡らします。表面だけでなく、髪をめくって内側までしっかり水分を含ませるのがコツです。

その後、タオルドライで余分な水分を取り除きます。

タオルでゴシゴシこすると摩擦でダメージの原因になるため、優しく押さえるようにして水気を吸い取りましょう。

2.ベース作り

ウェーブをしっかり出したい場合は、髪が濡れた状態のまま、ヘアミルクや、フォーム、ミストなどのスタイリング剤をなじませます。

この際、表面にだけつけすぎないように注意し、少量ずつ数回に分けて、中間から毛先・内側を中心に馴染ませるのがポイントです。

ウェーブをあまり強調したくない場合は、先にドライヤーで乾かしてからスタイリング剤をつける方法もあります。

3.ドライ

頭皮と根元付近をドライヤーで乾かし、中間から毛先は自然乾燥させると、根元のボリュームを保ちつつウェーブをきれいに残せます。

全体にドライヤーを使う場合は弱風・低温にし、手のひらで髪を持ち上げるようにしながら、風の勢いでウェーブが伸びないよう注意してください。

完全に乾かし切らず、やや水分が残る程度で終えるのがきれいに仕上げるコツです。

4.仕上げ

パサつきが気になる部分や動きを出したい箇所には、スタイリング剤やオイルを少量ずつ「追い足し」します。

つけすぎると重みでウェーブがダレてしまうため、少量を手のひらに伸ばしてから馴染ませるようにしましょう。

最後に全体にスプレーをかけてスタイルを固定すれば完成です。

ホットパーマの場合

ホットパーマは乾いた状態でもウェーブがダレにくいのが強みですが、熱ダメージによるパサつきをケアしながらスタイリングするのがポイントです。保湿を意識した手順で進めましょう。

1.髪を濡らす

乾いたままでもある程度のカールは出ますが、一度霧吹きなどで軽く髪全体を濡らしてからスタイリングを始めると、よりきれいなウェーブが引き出せます。

コールドパーマと同様に内側までしっかり水分を行き渡らせ、軽くもみ込んで均等にしましょう。

2.ベース作り

熱ダメージによるパサつきを防ぐため、セット力が強いものよりも、オイルやクリーム、アウトバストリートメントなど保湿・補修効果のあるアイテムをベースに使うのがおすすめです。

少量ずつ手のひらに伸ばし、内側から全体に丁寧になじませます。

3.ドライ

後頭部から髪を左右に分け、大きめの毛束をとって軽く内巻きにねじり、温風と冷風を交互に当てながら乾かします。

仕上がりをイメージしながら、軽く指に巻き付けてウェーブの形を整え、手のひらで毛束を持ち上げるように乾かすのがポイントです。

ねじりすぎや乾かしすぎはウェーブが崩れる原因になるため注意が必要です。

4.仕上げ

中間から毛先を中心に軽めのスタイリング剤やアウトバストリートメントを馴染ませ、パサつきを抑えながらツヤを出します。

前髪など特定のカールをキープしたい場合は、少量のスタイリング剤をつけた後に軽くスプレーをして固定しましょう。

仕上げは軽くが基本で、つけすぎるとカールが潰れる原因になります。

パーマにおすすめ!スタイリング剤の種類

スタイリング剤の画像

パーマヘアに合うスタイリング剤は、目指す仕上がりや髪質によって使い分けるのがベストです。代表的な6種類の特徴を確認して、自分のスタイルに合ったアイテムを選びましょう。

ワックス・バーム

ワックスやバームは、程よいやわらかさとセット力を兼ね備えたスタイリング剤です。

無造作で自然な毛流れや動きを出し、こなれ感のある仕上がりを演出します。

特にバームは、濡れ感・ツヤ・束感を手軽に表現するのに最適なアイテムです。

しっかりセットしたい場合はハードタイプ、ゆるめのカールにはソフトタイプと使い分けるのがおすすめです。

ミルク・クリーム

ミルクやクリームタイプのスタイリング剤は、サラッと軽くベタつきのない使用感で、髪にうるおいとやわらかさを与えながら自然なウェーブをつくります。

植物オイルなどの保湿・補修成分が含まれているものが多く、パーマによる髪のダメージや乾燥が気になる方に向いています。

特にホットパーマ後のパサつきケアにも活躍するアイテムです。

ムース(フォーム)

ムースは水分量が多い泡状のテクスチャーで、髪全体に均等になじませやすいのが特徴です。

どんなパーマでもしっかりウェーブをホールド・キープできます。

ふんわりやわらかいウェーブにしたい場合はソフトタイプ、しっかりとしたウェーブを維持したい場合はハードタイプを選ぶのがおすすめです。

コールドパーマのスタイリングでは特に相性が良いアイテムといえます。

ジェル(グリース)

ジェルやグリースは伸びが良く、キープ力・ホールド力に優れたスタイリング剤です。

髪に今っぽい濡れ感やツヤを与え、毛先の細かいニュアンス出しからタイトな仕上がりまで幅広いスタイルに対応できます。

テクスチャーが扱いやすいため、スタイリング初心者でも比較的使いこなしやすいのが魅力です。

オイル

オイルは、指通りの良いサラサラとした仕上がりや、オイルならではのウェットな質感・ツヤを与えるアイテムです。

キープ力はやや弱いため、必要に応じて他のスタイリング剤と併用すると良いでしょう。

また、アウトバストリートメントとしても使いやすく、パサつきやすいホットパーマのベース作りや、ダメージをケアしながらスタイリングしたいときにも活躍します。

スプレー

スプレーは、他のスタイリング剤で整えたヘアスタイルを最後にしっかりと固定するためのアイテムです。

全体を一気に固めるだけでなく、崩れやすい前髪や毛先などにピンポイントで使うことも可能です。

やわらかい印象をキープしたいならソフトタイプ、長時間のキープ力を求めるならハードタイプがおすすめです。

まとめ

パーマのスタイリングは、コールドパーマ・ホットパーマそれぞれの特性を理解することが上手く仕上げる近道です。自分のパーマの種類を確認し、今回紹介した手順と自分の髪質に合ったスタイリング剤を組み合わせて、毎日のスタイリングを楽しんでいきましょう。

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