【前編】「ダイヤモンド」のようなツヤ髪を。サロン専売ヘアケア「フローディア」誕生の軌跡と開発ストーリー

多くのヘアケア製品が店頭やSNSに並ぶなかで、「自分に本当に合うシャンプーがわからない」と悩む、いわゆる“シャンプー難民”の女性は少なくありません。特に髪質の変化やダメージを感じやすくなる30代の女性にとって、信頼できるヘアケアとの出会いは切実な願いです。
15年以上の歴史を持つデミ コスメティクスのヘアケアブランド「フローディア(FLOWDIA)」。その知見と技術を結集し、ブランドの新たな到達点として開発されたのが、最高峰ライン「フローディアモア(FLOWDIA MORE)」です。
今回は、ブランドマネージャーを務める光田と、研究開発を牽引する藤井の2人にインタビュー。フローディアからフローディアモアへと受け継がれる開発思想とブランド哲学、そして「自分にぴったりのシャンプーに出会うことの難しさ」に迫ります。
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選択肢が多い時代に、なぜ「シャンプー難民」が生まれるのか
―― まず初めにお聞きしたいのですが、近年「シャンプー難民」と呼ばれる、自分に合う製品が見つからずに悩んでいる方が非常に増えている印象があります。この背景には何があるとお考えでしょうか?
光田(ブランドマネージャー) 私はヘアケアの仕事に携わって長いのですが、昔と比べると、現代のシャンプーは本当に目覚ましい進化を遂げています。かつては主に「髪の汚れを落とすもの」だったシャンプーが、今やスキンケア並みのクオリティやアプローチ、多種多様な成分をアピールするものへと様変わりしました。
それに伴って選択肢がものすごく増え、ドラッグストアの店舗ごとに置かれているラインナップが異なるほどです。
選択肢が増えて質が上がること自体は素晴らしいのですが、一方で、私たち消費者の「髪に求める期待値」も非常に高くなっています。単に洗うだけでなく、「シャンプーを通して理想の髪になりたい」「悩みを根本から解決したい」と願う方が増えている印象です。
ですが、一人ひとりが抱えるお悩みは非常に多様で複雑です。結果として、数多くの選択肢のなかから「どれが自分にとっての正解なのか」がわからなくなり、シャンプー難民化してしまうのだと考えています。
「本質的な実感」にこだわるのがフローディア
―― フローディアには幅広いラインナップがありますが、商品開発ではどのような点を重視されているのでしょうか?
光田 メーカーとしての開発目線でお話しすると、私たちが開発において重視しているのは、「誰に向けて、どのような価値を届けるのか」というターゲット設計にあります。
ドラッグストアなどの店頭で購入できる商品は幅広いお客様に効果が分かりやすいように作られる一方で、サロン専売品であるフローディアは、髪のプロである美容師さんがお客様一人ひとりの髪質やお悩み、理想の仕上がりに合わせて選び、提案することを前提に開発しています。そのため、多様な髪の状態やニーズに対応できるよう、豊富なラインナップを展開しています。
また、それぞれの商品には明確な役割や特徴を持たせることで、美容師さんがお客様に合わせて最適な組み合わせを提案しやすい設計を目指しています。

藤井(研究開発) 研究開発としても、私たちは使用時手触りはもちろん、成分の特長を活かしながら、「本質的な実感」を目指して開発に取り組んでいます。
「フローディア」誕生の軌跡。名前に込めたツヤ髪への執念

―― そうしたなかで生まれた「フローディア(FLOWDIA)」ですが、このブランド名にはどのような意味が込められているのでしょうか?
光田 フローディアは、2つの言葉を掛け合わせた造語です。
1つは「なびく・流れる」という意味を持つ「フロー(Flow)」。さらさらと風になびくような、美しい流れが生まれる髪をイメージしています。もう1つは「ダイヤモンド(Diamond)」を意味する「ディア(Dia)」を短縮したものです。ギラツキとは異なる、内側から発光するようなツヤを表現しています。
美しい髪を目指すうえで誰もが理想とする、この2つの要素を導くブランドでありたいという想いから名付けました。「内側から輝く本質のツヤ髪」というテーマは、誕生から現在に至るまで、フローディアの大切な根幹として変わらずに受け継がれています。

―― その美しい理想を形にするため、開発や処方ではどのようなこだわりがあったのでしょうか?
藤井 髪の「ツヤ」を追求するのはもちろんですが、私たちは「Flow(なびく)」という部分、つまり「さらさら軽いのに、まとまる」質感の追求に、並々ならぬこだわりを持って臨みました。実は、髪のプロである美容師さん、特に技術やクオリティに妥協しない方々ほど、ダメージケア用のシャンプーやトリートメントでベタつくことを嫌います。
なぜなら、彼らは髪のフォルムやデザインをつくるプロフェッショナルだからです。重たくベタつくヘアケアは、せっかくのデザインを邪魔してしまいます。
だからこそ私たちは、「ベタつかずに、さらさらと軽い仕上がり。それでいて、ダメージ部分がきちんとおさまってまとまる」という、一見相反するような理想の両立にこだわりました。髪を、傷みのない「健康な髪本来の質感」へと戻すこと。
これこそが、開発当時から私たちがまじめに探求し続けている思想です。
1つのアイテムに対して試行錯誤は100回以上。本質的な「内側からのケア」を目指して。

―― 開発時に「しっとりするのに重くならない仕上がり」を目指すうえで、最も難しかったのはどういった部分ですか?
藤井 やはり、根元から毛先までの「均一感」を出すことです。毛先のまとまりにくい部分だけにフォーカスを当ててケア成分を調整すると、根元や中間がベタついて重くなってしまいます。かといって、中間がベタつかないように軽くすると、今度は毛先がパサついて広がってしまう。
このデリケートなバランスを取りながら、髪全体が均一にしっとりとしつつ、ベタつかずに軽くまとまる処方を設計する作業は、本当に繊細な調整の連続でした。
試作においては、商品開発の難易度にもよりますが、多いときは1つのアイテムに対して100回以上、時には200回近く試作を重ねることもあります。
それほど、プロフェッショナルが納得する仕上がりとケア性能のバランスはシビアな世界なんです。
―― 表面的な手触りだけを重視するのとは、アプローチがまったく異なるのですね。
藤井 はい。ヘアケア製品には多様な設計思想があり、使用直後の手触りやまとまり感を重視して開発されているものもあります。対して、私たちのフローディアは、髪の内部から本格的に補修してケアする設計にしています。ですので、まずは1週間から2週間、継続して使ってみていただきたいなと思います。
使い続けるうちに「髪の内側が整って、扱いやすくなった」という本質的な変化を感じていただけるはずです。一時的なコーティングではなく、時間をかけて髪自体の変化を感じる。
それこそが、フローディアが目指す「髪のプロ」とともに歩むヘアケアなのです。
(後編へ続く)
髪本来のさらさらとした美しさとまとまりを追求し、こだわり抜いてきたフローディア。そしてたどり着いたシリーズ最高峰のフローディアモア。
「フローディアの名前は聞いたことがある、あるいはサロンでおすすめされたことはあるけれど、実際に自分にはどのラインナップが合っていて、何を選べばいいかわからない……」
そんなお悩みに答えるべく、後編ではフローディアをすでにご存知の方向けに、豊富なラインナップの特長と、お悩み・髪質に合わせた「失敗しない選び方ガイド」をお届けします。












