【後編】「私の髪にはどれが正解?」ヘアケアの迷子を救う、フローディアの選び方&ラインナップガイド

前編では、「フローディア(FLOWDIA)」が「さらさら軽いのに、まとまる」ツヤ髪を目指して生まれた背景や、独自の開発哲学に迫りました。
しかし、いざ「フローディア、フローディアモアを使ってみたい」「サロンでおすすめされた」となっても、豊富なラインナップを前にして、何を選べばいいかわからないと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
後編では、そんなお悩みを抱える方に向けて、シャンプー難民から抜け出し、自分に合うヘアケアを見極めるための選び方をお届けします。
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「シャンプー難民」になってしまう理由――自分に合うものを見つける難しさ
―― 改めてですが、自分の髪に本当に合うシャンプーを見つけるのって、なぜこれほどまでに難しいのでしょうか。
光田(ブランドマネージャー) この仕事に長く携わっていますが、昔に比べてシャンプーの質は劇的に進化しています。
前編でもお伝えしましたが、かつては単に「髪を洗うもの」でしたが、今や特徴もスキンケア並みに多様化しています。それに伴い、ドラッグストアなどの店頭でも商品数が飛躍的に増え、選択肢が非常に豊富になっています。
消費者のシャンプーへの期待値も「洗う」だけでなく、「理想の髪を作りたい」というレベルまで高まっています。SNSで理想の髪を簡単にイメージできるようになった一方、個々の髪の悩みは非常に多様化・複雑化しています。
その無数の選択肢の中から、自分にとっての正解を見つけられずにいることが、「シャンプー難民」が増えている理由だと考えています。

―― 自分で自分の髪質を正確に自己判断するのも、実はとても難しいのですね。
藤井(研究開発) そうなんです。一般の方は、ご自身の髪以外だとご家族の髪を触る程度かと思いますが、実際には髪質は驚くほどバラバラです。太さ、硬さ、密度、毛量、さらには年齢やダメージ履歴も加わるため、単純に「この髪質だからこれ」と一概に判断するのは非常に難しいのが現実です。
―― お客様一人ひとりの髪質に合わせた提案を実現するために、フローディアではどのような点を重視しているのでしょうか。
光田 はい。ドラッグストアなどの店頭で購入できる商品は、口コミなどを参考に棚から自分で選ぶことが前提です。幅広いお客様の髪にマッチしやすいよう開発されています。
対してサロン専売品は、プロである美容師さんのカウンセリングが前提です。
個々のお悩みや理想に細分化された「ベストマッチ」を提供できるよう、非常に幅広く、緻密なラインナップを用意しています。そこが大きな違いですね。
パサつき・うねり……髪悩みが日々変化し、複雑化する理由
―― そもそも、なぜ私たちの髪悩みはこれほどまでに複雑化したり、日によって状態が変わったりするのでしょうか。
藤井 まず一つは「ダメージ履歴」の違いです。日本人の髪は1ヶ月に約1cm伸びます。ロングヘアの方の場合、毛先は4〜5年前に生えた髪ということになります。肌はターンオーバーによって常に新しく入れ替わりますが、髪の毛は自己修復ができません。
そのため、生えてから数年間の生活環境によるダメージをずっと蓄積し続けているのです。根元・中間・毛先でダメージの状態が全く異なるのは、この履歴の差が原因です。
さらに、ダメージによって髪の形状も変化します。根元では綺麗な真円でも、ダメージが蓄積した毛先に向かうほど、楕円状に歪んで扁平な形になってしまいます。このようにダメージが蓄積し、形状が歪むことが、毛先の広がりやうねりに繋がっていくのです。
―― 髪本来の素材そのものが、日々変わり続けているのですね。
藤井 同じ一人の髪であっても、常に一定の状態ではないという点が2つ目の理由です。冬の乾燥や夏の湿気といった季節的な変化はもちろん、髪が伸びるにつれて毛先のダメージレベルも進んでいくため、同じケア製品を使い続けても次第に満足できなくなることがあります。
最近では部分的なブリーチやハイライト、毎日のアイロン使用、さらに年齢による髪質の変化など、髪の状態は日々刻々と変わります。肌以上に変化が激しいため、かつて「合う」と思っていたものでも、ある時「何か違う」と感じてしまうのです。
―― 以前は合っていたはずの製品が、ある日突然物足りなくなるのは「慣れ」も関係していますか?
藤井 はい。シャンプーやトリートメントは毎日使うものですから、「慣れ」も影響します。
例えば、美味しい食べ物を見つけて感動しても、毎日食べ続けると次第にその感動が薄れていくのと似ています。日常的なケア製品だからこそ、最初の驚きや感動が徐々に当たり前の感覚になってしまうという側面はありますね。
自分に合うヘアケアの見極め方と、サロン専売品ならではの「組み合わせの裏技」
―― では、本当に自分に合うヘアケアに出会うため、私たちはどのように製品を見極めていけばよいのでしょうか。
藤井 ヘアケア製品には多様な設計思想があり、使用直後の手触りやまとまり感を重視して開発されているものもあります。
一方で、髪の内部から補修する本来のケア効果は、1〜2週間使い続けて初めて実感できるものです。本当に自分に合うかどうかを判断するには、まずはその期間継続して、髪質の変化を確かめてみることをおすすめします。
そして、ぜひシャンプーとトリートメントをセットで継続してみてください。フローディアモアには、シャンプーで補修成分を補い、トリートメントでそれを定着させるという、セット使いで効果を最大化する技術を取り入れています。
ライン使いをしていただくことで、設計通りの理想的な仕上がりを実感いただけます。
取材担当からのリアルな悩みをぶつけてみました
―― 私は髪が太い方なのですが、例えば「太毛だけど、しっとりよりはさらさらな質感にしたい」という場合、髪質と理想の質感のどちらを優先して選ぶべきでしょうか。パサつきなどの悩みがある場合、優先順位の考え方はありますか?
藤井 太毛って、ダメージはいかがですか。
編集部 ダメージもあります。
藤井 実際のダメージ状態にもよりますが、例えば「シャンプーはしっとり系の『メルティ』を使い、トリートメントはさらさら系の『シルキー』で仕上げる」といった組み合わせも有効です。
お客様の髪に直接触れ、施術履歴を把握している美容師さんが、個々の状態に合わせて最適な組み合わせを提案できる。これこそがサロン専売品の最大の強みだと言えます。
―― プロである美容師さんに相談することが、シャンプー難民から抜け出す大きな近道なのですね。
光田 そうですね。美容師さんは髪のプロですので、ぜひ気軽に相談していただきたいです。継続して髪を見てくださるからこそ、細かな変化にも気づき、的確なアドバイスをくれます。商品の購入に関わらず、「今こんな悩みがある」「こんな髪型に挑戦したい」といった想いを共有し、専門家としての意見を積極的に取り入れてみてください。
また、私たちが開発したオンラインカウンセリングツールも活用していただきたいです。これはデミが長年培ってきた知見に基づき、美容師さんの視点を取り入れて細分化した独自のシステムです。プロに直接相談するのと併せて、こうしたツールもご自身の髪を知るために役立てていただければと思います。
ラインナップ別の選び方と向いている人(フローディア vs フローディアモア)
―― では、基本ラインである「フローディア」と、さらに深い悩みにアプローチする「フローディアモア」のそれぞれの特徴を教えてください。
藤井 従来のフローディアは、ツヤはもちろん、「フロー(なびく)」という名の通り、「さらさらと軽やかにまとまる」質感を目指しています。健康な髪本来の質感を取り戻すことを開発当初からのこだわりとして研究を重ね、「ベタつかずにさらさらと軽い仕上がり、それでいてダメージ部分はきちんとおさまる」という理想を追求しました。

光田 基本ラインとエイジングケアラインでは、女性の皆さんに寄り添う香りにもこだわっています。20代後半〜30代に向けた基本ラインは、多くの女性に好まれる香り「フローラルフルーティ」。
一方、多忙な30代後半〜40代に向けたエイジングケアラインは、バスタイムをリラックス空間にする「ハーバルフローラル」を採用しました。
香りの開発にあたっては、脳波測定など、心身の安らぎを導き出す科学的なアプローチも取り入れています。

―― では、さらに深いお悩みに応える「フローディアモア(FLOWDIA MORE)」について教えていただけますか。
光田 髪質改善を望まれるお客様は、パサつき、うねり、ツヤ不足など、日常のケアだけでは解決できない深い悩みを抱えていらっしゃいます。
その根本原因は、一括りに言えば「複合的なダメージ」です。これらに多角的にアプローチし、圧倒的な補修力を実現したのが「フローディアモア」です。ダメージやエイジングにより髪の元気がなくなってきた方や、うねり・くせが気になる方の日常ケアとして自信を持っておすすめします。
藤井 技術面では、従来の「成分を補って補修する」考え方に加え、弱った髪の結合部分をケアする成分を新たに配合しました。これにより、髪を強化してうねりにくくする処方を実現しています。
ダメージなどで弱く脆くなった髪の内部を整えつつ、女性らしい理想の質感との両立にこだわりました。芯を取り戻すと髪が硬くなりやすいという課題もクリアし、しなやかな強さを叶えています。

光田 香りについても、現代女性に人気の高いものへアップデートし、シャンプー・トリートメント時の香り立ちの強さなど細部までこだわりました。

フローディアモア フレグランス:軽やかな花々の優しい香りが広がるブライトフローラル
複合的な髪のダメージで悩まれている方はもちろん、長年フローディアをご愛顧いただいているお客様が年齢を重ねても使い続けていただけるよう、進化したのが「フローディアモア」です。
ぜひ一度、ご自身の髪でその違いを体感してください。
日々のケアがもたらす情緒的価値――自分を大切にする時間へ
―― 最後に、お悩み解決のその先にある、ヘアケアがもたらす心の価値について教えていただけますか。
光田 日本人は髪を大切にする習慣があると感じています。印象を変えたい、新しい自分になりたいと考えたとき、真っ先に髪型やケアを変える方は多いのではないでしょうか。
失恋したときに髪を切る、新生活に合わせてトリートメントをするといったように、髪の変化はライフスタイルや気分を変えるためのスイッチになりえます。ヘアケアは、その人の気持ちやモチベーションを高め、前進する力さえ与えてくれるものだと常日頃感じています。
髪への自信は一朝一夕には育ちませんが、日々の丁寧なホームケアの積み重ねから変わっていくものです。商品を買うかどうかに関わらず、髪の悩みや「こうなりたい」という理想を、ぜひ美容師という専門家に気軽に相談してみてください。
プロのアドバイスを取り入れながら日々のホームケアを楽しむことで、ご自身の髪をより愛おしく、誇れるものにしていっていただければ嬉しいです。












